タプマンさんのカボチャペースト [おやつ]

子供の頃に読んだ本の中に「若草物語」があります。
このお話の中には、19世紀アメリカの、普通の家庭で食べていたであろうお料理が色々と出てくるのですが、その中で、一番印象に残ったのが、何故か、第十章P・CとP・Oに出てきた、T・タプマン氏(ベス)の書いた「南瓜一代記」の中のカボチャ料理でした。
抜粋すると
-南京をおかあさまのために買いました。女の子はやっとのことで家まで抱えて帰り、切って大きな鍋で煮ました。
それをとりわけて、つぶして、塩とバターで味をつけ、晩のおかずにしました。のこりには、ミルクと、卵を二つと、お砂糖をスプーンに四杯、香料のナツメグと、クラッカーを少しまぜ、深いお皿に入れておいしそうにこげめがつくまで焼きました。-旺文社文庫/恩地三保子訳
ナツメグって、旧訳(吉田勝江訳)だと「にくずく」ってなっているんですよね。
子供の頃に読んだ本では、確か「にくずく」になっていて、これは一体何なんだろうと不思議に思ったものです。

さて、丁度、カボチャを甘く煮たものがありましたので、カボチャペーストを作ってみました。
といっても、タプマンさんが書いたお話のカボチャ料理とはちょっと違いますが。
カボチャの甘煮をつぶしたもの-適量
シナモン-適量
マーガリン-適量
スキムミルク-適量
砂糖-適量
これらを混ぜるだけです。
本当なら、ここへ卵か牛乳も入れたいところです。
出来上がったペーストをタルト生地に流し込んで焼けばカボチャパイになります。
今回は、パンに塗ってトーストして食べました。
pan080825a.jpg
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